アルミ削り出し小型アンプ SQA-130

SQA-130

主な特徴

SQA-130

■スカルプテッド・ボディ


タイムドメインコンセプト(※注1)で重要になる「時間的ひずみ」は「直線ひずみ(周波数特性)」や「非直線ひずみ(主に高調波ひずみ)」などと違って補正や補償ができません。
この「時間的ひずみ」はほとんどが電気ー機械系で生じる現象です。たとえばアンプ内部に信号が流れると各素子が振動し、それらの素子から出た振動が、さまざまな経路や大きさや周波数で複雑に筐体を伝わり、瞬時に断面や端面あるいは継ぎ目や床に到達します。そして、それらの場所からの反作用が、時間差を持ちながらさまざまな大きさや周波数で元の信号に短時間に入力されます。この、元の信号に対して非常に短い時間で入力される数多くの反作用の成分が音を濁していたのです。

SQA-130 のアルミブロックから削り出したボディでは、i-SIDE(アイサイド)の3 ピース構造を一から見直し、さらに継ぎ目の少ない2 ピース構造を実現しました。またボディ内部はまるで彫刻(Sculpture=スカルプチャー)のように波打った形に削り出し、可能な限り一定の厚みにならないようにして、アルミニウムの固有振動を防止する設計になっています。

これらの工夫によって源信号を汚す要素を排除しながら、シンプルな外観を生み出しています。


SQA-130

■デュアル・モノ コンストラクション


アンプ基板は同じ構造のモノラル基板が左右それぞれのチャンネルに使われています。これは片方のチャンネルで発生した「時間的ひずみ」が、少しでも反対側のチャンネルに影響を及ぼさないようにするためです。
さらに2チャンネルが1つになったステレオ基板に比べてより小さくできるので、「時間的ひずみ」に対してより有利に働きます。


■手のひらサイズ


タイムドメインコンセプトを実現するために、本体は手のひらに載る大きさにまで小型化しました。さらに操作しやすいボリュームと相まって、このシンプルなボックススタイルが使う場所を選びません。


SQA-130

■大容量電源アダプター


コンパクトな本体を実現するため、電源はアダプター構成になっています。そこにはタイムドメイン社の名機Yoshii9でも使われていた75VAの大容量トランスを使用。超低音再生に必要な大電流を安定的に供給します。
さらに大型コンデンサーやブリッジダイオードを搭載した基板は、タイムドメインコンセプトを取り入れた「一点支持方式」で筐体に取り付けられています。

こちらの ACアダプターは単品販売もおこなっています


SQA-130

■金メッキ端子


各端子はすべて経年劣化を抑える金メッキ仕様です。また大型のスピーカーターミナルはバナナプラグ対応です。


SQA-130

■シルバー/ブラック


筐体はカラーアルマイトによるノーブルシルバーとランプブラックの2色を用意。ノーブルシルバーはアンプレス化したTIMEDOMAIN miniとの組み合わせに、またランプブラックはLabKIT SPK-080との組み合わせはもちろん、シロクマ社製SmartTowerやmidTowerの鉄瓶風ブラックのスピーカーとの組み合わせにも最適です。

(※注1)タイムドメインコンセプト:周波数領域・音量だけでなく、時間領域・波形をも深く探求するアプローチです。
従来、オーディオ製品は、主として周波数特性で評価され、大口径スピーカー等による大音量が追及される傾向にありました。しかしながら、非線形の系を介して、非定常信号を取り扱うオーディオにおいては、周波数応答の考え方だけでは不十分です。さらに、量と質とは根本的に異なる尺度であって、質の追及には必ずしも量がともなわなくても構いません。
このように時間領域に深く切り込み、そして徹底的に原波形の忠実再生を図ろうとするのがタイムドメインコンセプトなのです。

主な仕様

  • 定格出力:5W+5W
  • 入力:1系統(RCAピンジャック)
  • カラー:ノーブルシルバー、ランプブラック
  • 寸法:96W×44H×130D mm(突起部含む)
  • 重さ:約680g(本体)
  • 付属品:電源アダプター
SQA-130
SQA-130
SQA-130使用例(アンプレス化したTIMEDOMAIN miniとの組み合わせ)
SQA-130使用例(ラボキットとの組み合わせ)